コンテンツの目次
- はじめに
- 精度を出すための両面研磨加工
- ニットー研磨の特徴
- 大きい材料の調達
- まとめ
はじめに
ニットーでは他社様ではあまり保有していない大型研磨機を保有しており、それらを活用した大型サイズ(※)の両面研磨加工が得意です。
最近の傾向として、大型基板においても平面度や平行度など、高い精度のご要求がより一層多くなってきておりますが、「加工したいが対応出来ない」「加工自体はできるが希望精度には達しない」などお困りの声をいただき、実際に当社で加工を行った結果、仕様を満たしたという事例が出てきております。
そこで、このコンテンツでは改めてニットーの大型研磨機における研磨技術についてご紹介いたします。
※□400、□500、□600など
精度を出すための両面研磨加工
まず一般的に平面度や平行度などの仕様を満たすためには、装置の大小問わず、弊社が得意とする両面研磨加工が有効です。表裏面を同時に加工することにより、材料の形状を整えながら研磨することが可能です。
※但し、精度を出すためには一定の取り代が必要となります。必要な取り代は材料の状態や材質により異なりますのでお気軽にお問い合わせください。

(両面研磨機の仕組み)
ニットー研磨の特徴
精度を求める場合、研磨加工条件の設定が最重要課題です。研磨と一言で言っても、研磨スラリーや研磨パッドなどの副資材、基板を支える保持治具、また研磨条件においては回転比や圧力、研磨剤の流量など様々なパラメータがあり、最適な条件を導き出す必要があります。
更に大型研磨機は定盤径が非常に大きいため、より細かいパラメータ管理はもちろんの事、独自の調整が必要となってきます。
当社では10年以上前より大型研磨機を導入しており、大型機特有のノウハウも多く蓄積されております。その為、それらの情報を組合せて最適解を導き出すことが可能です。

大きい材料の調達
当社では、お客様からお預かりしたご支給材の研磨加工を行うことが多いですが、ガラスをはじめとし、セラミックスや樹脂などの各種材料の調達からの対応も実施しております。
調達に関しては、多くの調達ルートを有しており、小さい材料だけに留まらず、大きい材料でも購入が可能となっております。
詳細につきましては是非お問い合わせください。
まとめ
ニットーでは、精密両面研磨機による大型基板研磨、薄型基板研磨、大量生産が可能です。「大型サイズの素材が加工できるメーカーを探している」「精度がでなくて困っている」などの課題がありましたらぜひお気軽にご相談ください。