・はじめに
・超精密平面研磨の仕上がりを左右する要素
・なぜニットーは「最適解」をすぐに見つけられるのか?
・あらゆる素材の平面研磨加工が可能です
・まとめ
当社は、長年の経験で培った精密平面研磨の技術があります。多くのお客様のご要求にお応えすることで精密研磨技術の活躍の場が広がっております。
お客様にお声がけをいただける理由としましては、当社の技術的な要素に加え、他社様では対応不可能な大型基板の加工や大量生産と精度の両立、短納期対応の実現によります。超精密研磨の世界は、研磨機を稼働させれば誰でも同じように精密研磨ができるというものではない非常に奥の深い分野です。
そこで今回は、当社の最大の財産である「100万通り以上の加工条件から最適解を導き出すノウハウ」について記載いたします。
精密平面研磨(特に遊離砥粒を用いたラップ・ポリッシュ加工)において、仕上がりを決定づける要素は様々ありますが、その中でも最も重要なのが次の3つの掛け合わせです。
これら3つの要素は、それぞれが独立しているのではなく複雑に絡み合っています。素材が変われば、その組み合わせ(加工条件)も変わるため、100万通り以上にも膨れ上がります。
新しい素材や、これまでにない厳しいスペックのご相談をいただいた際、当社が短期間で最適な加工条件を導き出せるのには次の2つの理由があります。
当社は光学レンズ、ガラス基板、そして最先端の半導体材料へと時代の変化に合わせてあらゆる素材を磨き続けてきた歴史があります。
例えば、「この材質で、この厚みで、この面粗さを狙うなら、スタートラインはこの条件」というように、過去数十年分の膨大な加工データ(レシピ)が社内に蓄積されています。そのため、ある程度の仮説を立ててからスタートできるので、早い段階で最適な条件を導き出すことが可能です。
超精密研磨(ポリッシュ)で製品実現をさせるためには、その前段階であるラップでの仕上がりが重要です。 切断されたザラザラした状態(アズスライス)の材料から、一気に鏡面を目指すと、目に見えない深い加工変質層(歪み)が残り、ひび割れやスペック未達の原因となります。
当社では、1段目でどこまで形状を作り込み、2段目でどう仕上げるかという「全体の工程設計ノウハウ」があるため、加工時間を最小限に抑えつつ最適な加工が可能です。
【図1】ラップ加工、ポリシング加工の役割
【図2】研磨機の回転方向、ポリシングのイメージ図
ガラスは勿論のこと、セラミックス・樹脂や金属の平面研磨もお任せください。
また、近年では一般的な光学ガラスや石英、ソーダライムだけでなく、パワー半導体や放熱関連の基板、異なる材質が合わさった複合材などのお引き合いも多くいただいております。
「目的とするスペックが出ない」、「大きいサイズのため加工先が見つからない」、「試作はできたが、月数万〜数十万枚の量産に対応できる依頼先が見つからない」このようなお悩みはございませんか?
貴社にとってかけがえのない研磨パートナーに、ぜひ株式会社ニットーへご相談ください。お待ちしております。